SEO対策において、外部リンク(被リンク)対策は非常に重要な要素です。
Googleは依然として外部リンクの質と量をランキング要因の一つとして重視しており、競合に勝つためには的確な被リンク分析が欠かせません。
この記事では、外部リンクチェックツールの中でも特に評価が高く、日本国内でもスタンダードとして使われている「Ahrefs(エイチレフス)」の使い方や活用方法について、わかりやすく解説します。
Ahrefsとは?

Ahrefsは、世界中のSEO担当者やWebマーケターが利用している強力なSEO分析ツールです。
特に被リンクのチェック精度に優れており、自サイトの被リンクだけでなく、競合サイトの外部リンク状況も可視化できます。
世界的に「外部リンクを調査するならAhrefs一択」といわれるほど普及しており、プロのSEOコンサルタントやWebマーケターも日常的に活用しています。
Ahrefsの基本的な使い方
使い方は非常にシンプルです。
- Ahrefsの公式サイトにアクセス
- 調査したいURLを入力
- オレンジ色の「被リンク確認する」ボタンをクリック
- Cloudflareによるロボットかどうかのチェック
- 結果画面にて、以下の情報が表示されます
- 被リンクの総数
- 被リンク元ドメインの数
- ドメインパワー(Domain Rating:DR)
特にドメインレーティングは、原則として数値が高いほどSEOにおいて有利とされています。
なお、完全一致URLでチェックを行えば、特定ページの被リンクのみを確認することができます。
実際にブログの被リンクをチェックしてみた

今回は、筆者が運営していたサボリィブログをAhrefsで分析してみました。
筆者はこれまで数多くの企業様からSEO対策のご依頼をいただき、被リンクやコンテンツSEOを研究してきました。
そのため、サボリィブログの実際のスコアも他のブログと比べても比較的高い数値が出ています。
このツールの魅力は、自分のサイトだけでなく、競合サイトの分析にも使える点です。
競合サイトがどれくらい強い被リンクを獲得しているのかが一目でわかるため、自サイトの立ち位置や戦略を立てる際に非常に役立ちます。
筆者の活用法
筆者はSEO対策を請け負う際、まずその業界で有名なビジネスの被リンク構成を調べます。
Ahrefsを使い、競合サイトの被リンク状況をチェックしています。
なぜなら、どれだけ良質なコンテンツを用意しても、競合の外部リンク対策が強力すぎると上位表示が難しいと感じているからです。
事前に競合の外部リンクパワーを知ることで、依頼を請け負っても問題がないかの判断材料になります。
Ahrefsの料金プランについて
Ahrefsは、基本利用は無料ですが本格的に利用するには有料になってきます。
主な料金プランは以下の通りです(2025年4月12日現在)。


※詳細は、公式サイトをご確認ください。
まとめ
Ahrefsは、SEOにおける外部リンクの可視化と競合分析において最強クラスのツールです。
特に下記のような方には、導入を強くおすすめします。
- 自サイトのSEO状況を定期的に確認したい方
- コンテンツマーケティングで成果を出したい方
- 競合分析を重視した戦略的なSEOを展開したい方
無料利用で試してみて、自分のサイトや競合サイトの被リンク状況をチェックしてみましょう。
SEOの内部対策のツールに関する記事は、下記からご覧ください。
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以上、Ahrefsについてのご説明でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。