URLは通常「https://」から始まり、続く文字列によって非常に長くなることがあります。
とくに、noteのプロフィール欄のように140文字以内という制限がある場所では、URLの長さがネックになるケースも少なくありません。
たとえばブログやペライチなどで作成したページへのリンクを載せたいとき、URLが長いとそれだけでスペースを取ってしまい、複数のリンクを記載するのが難しくなります。
そこで便利なのが、URLを短くまとめられる「Bitly(ビットリー)」という無料ツールです。
Bitlyとは
Bitlyは、長いURLを短く変換(短縮)してくれるオンラインサービスです。
たとえば、
https://example.com/very/long/url/that/goes/on/and/on
↓
https://bit.ly/3uyXFBc
というように、見た目もスッキリさせることができます。
もともとは2008年にアメリカで開発されたサービスで、現在も多くの企業や個人に使われています。
無料でも利用できますが、会員登録すればクリック数の計測やURLのカスタマイズも可能です。
Bitlyの使い方
Bitlyはシンプルな操作で使えるのが魅力です。
Googleアカウントがあれば、すぐに使うことができます。
Bitlyの公式サイトにアクセスします。
トップページを少しスクロールすると、”Shorten a long linkという入力欄が表示されます。

短縮したいURLを入力し、URLの入力欄の下側にある「Get your link for free」ボタンをクリックします。

すると、次のような画面に切り替わります。

Googleでログインを済ませると、無事に短縮URLが作成されます。

実際に短縮してみた例
たとえば「当ブログ」のURL(https://blog.next-circle.com/)(29文字)をBitlyで短縮すると、(https://bit.ly/3Gjxhny)(22文字)になります。
数字上ではわずか7文字の違いですが、もっと長いURLではより効果的に短縮でき、SNSやプロフィール欄で大きなメリットになります。
Bitlyの仕組みとオリジナルURLとの違い
Bitlyで作成されたURLは、リダイレクトという仕組みによって元のURLに転送されます。
たとえば、
- オリジナルURLにアクセス → サイトが表示される
という流れに対し、
- Bitlyの短縮URLをクリック → Bitlyが元のURLにリダイレクト → サイトが表示される
というひと手間が入ります。この「リダイレクト」は一瞬で行われるため、通常の使用で大きな違和感はありませんが、セキュリティや表示速度に敏感な人にとっては留意点となる場合があります。
Bitlyの安全性について
Bitlyは世界中で広く利用されており、信頼性も高いサービスですが、「短縮URL」という性質上、URLのリンク先が不明確になるため、悪用のリスクもゼロではありません。
- フィッシング詐欺や不正サイトへの誘導に使われる可能性がある
- 短縮されたURLからは、パッと見て中身が判断できない
こうした理由から、見知らぬ人から送られてきたBitlyリンクはすぐにクリックせず、慎重に対応することが重要です。
※自分で発行したBitlyリンクに関しては、このような心配は基本的に不要です。
ペライチやnoteとの相性の良さ
ペライチ(無料プラン)で作成されるURLは、(https://peraichi.com/landing_pages/view/xxxxx の)ようにやや長めです。
このようなURLを短く整える際にもBitlyは非常に有効で、noteのプロフィール欄に限らず、SNSや名刺、メールの署名欄などスペースが限られる場面でも活躍します。
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まとめ
- BitlyはURLを短縮できる無料ツール
- 会員登録不要で、誰でもすぐに使える
- クリック数の分析やURLのカスタマイズも可能(会員登録で利用可能)
- リダイレクト方式なので、一瞬だけ経由処理があることに留意
- 安全性は高いが、他人の短縮URLをむやみにクリックしないよう注意
長いURLに悩んでいる方や、noteやSNSでリンクをスッキリ見せたい方には、ぜひ活用してほしいツールです。
以上、Bitlyについてのご説明でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。