今回は、2017年12月からサービスを開始しているポートフォリオサービス「foriio(フォリオ)」をご紹介します。
一見すると洗練されたデザインで、まるで海外製のサービスのように見えるかもしれませんが、実はforiioは日本の企業によって開発された、純国産のプロフィール・ポートフォリオ作成プラットフォームです。
実際にforiioについての記事を執筆し、その内容をTwitterに投稿したところ、なんとforiioの代表自らがリツイートしてくださったこと経験もあります。
サービス自体の完成度もさることながら、運営者のあたたかい人柄にも触れられる点が、foriioの魅力のひとつといえるでしょう。
それではここから、foriioの具体的な特徴や使い方について詳しく解説していきます。
foriioとは?

foriioは、イラストレーター、デザイナー、ライター、映像クリエイターなど、あらゆるジャンルのクリエイターが自分の作品をオンライン上に公開できるポートフォリオサービスです。
Web上に自分の「作品を魅力的にまとめたプロフィールページ」を持つことができ、就職・転職活動はもちろん、クライアントへの営業資料としても非常に役立ちます。
foriioのアカウント登録方法

アカウント登録は非常にシンプルです。
以下のいずれかの方法で登録が可能です。
- メールアドレス
- Googleアカウント
- Apple ID
- X(旧Twitter)アカウント
登録後は、基本情報の入力画面に進みます。
入力項目は次の通りです。

- プロフィール画像
- 氏名(またはハンドルネーム)
- 場所
- ユーザー名(※このユーザー名がそのままforiioのURLに使われます)
なお、これらの情報は後から編集可能ですが、ユーザー名を変更するとプロフィールページのURLも変更されてしまうため、SNSや名刺などに記載する場合は注意が必要です。
作品の登録方法

ログイン後、画面右上の「+作品を追加」ボタンから、簡単に自分の作品を登録できます。
登録可能な作品の種類は多岐にわたり、以下のような形式に対応しています。
- 画像ファイル:JPEG、PNG、GIF、PSD、AI、PDF、TIFF、WEBP
- 動画:YouTube、Vimeo、TikTok、ニコニコ動画(URLの入力で埋め込み可能)
- ウェブ:記事の掲載
- 音源:SoundCloud、Mixcloud、Bandcamp
- 3Dモデル:ニコニコ立体、Sketchfab
- ゲーム:pico8
- キャッチコピー:テキストで直接入力
また、作品にはタイトル・説明文・カテゴリなどを設定できるため、情報を補完しながらわかりやすく見せることが可能です。

foriioの他の機能
foriioには、無料で使えるにもかかわらず、クリエイターに嬉しい機能が多数搭載されています。
求職情報

forrioには、クリエイター向けの求人情報が掲載されています。
いくつか正社員と業務委託契約の募集が掲載されているため、仕事を探しているフリーランスの方には貴重な情報源になります。
アクセス状況の確認
無料プランでは、プロフィールの閲覧数(PV)を確認することが可能です。
PRO版だと、どの作品が注目されているかが可視化されるため、ポートフォリオの改善にも役立ちます。
foriioのプロ版とは?

foriioには、有料の「プロ版」も用意されています。
プロ版は本格的に案件を受注したいクリエイター向けに設計されている印象です。
とはいえ、無料版でも非常に多機能で高品質なポートフォリオが作成可能ですので、まずは無料版から始めてみるのがおすすめです。
プロフィールの閲覧数やお問い合わせの増加を感じた段階で、必要に応じてプロ版に切り替えると良いでしょう。
まとめ
foriioは、ポートフォリオを通じて「自分の作品をもっと多くの人に届けたい」「案件を受けたい」「自分の表現を可視化したい」といったクリエイターの想いを、確実に後押ししてくれるツールです。
操作もシンプルで直感的に使えるため、初心者の方でもすぐに作品を公開できます。
また、XなどSNSと連携することで、自分の作品がより広く拡散されるチャンスも得られるでしょう。
ぜひこの機会に、foriioを使って自分だけのポートフォリオページを作ってみてはいかがでしょうか?
また、他のプロフィールサイトについては、下記の記事をご覧ください。
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以上、foriioについてのご説明でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。